真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

マッキン4D32ppの修復(11)

マッキン4D32ppの修復(11)

 

 いよいよ完成の運びになってきました。

2台目の電気的チェックをしている内に、最初の1台の改造箇所もあり、2台とも同じように出来上がりました。

調整中に分かったことは使った2つの4D32のペア球に最大出力の違いがあり、色々調べたがこれは球の特性と判断し最大出力の小さい方を大きいトランスの方に使い、大きく出る方を小さいトランスに使った、これで最大出力がほぼ同じようになった。

 

一見順調に感じられるような記述となったが、その過程では試行錯誤したことも多くあり、調整には思いのほか時間を要することとなった。

また途中に事情で作業が中断、延べ半年かけてようやく完成に

 

かくして半世紀以上も前のアンプが何とか日の目を見ることとなりました

 

 4D32の格好が良いですね、4個も並ぶと壮観です

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2台とも順調に動き始めました

使い勝手もあるので入力VRも取り受け

最終のチェックをしています

 

最初の1台も2台目に合わせて若干改造しました

 

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入力端子と入力VRを取り付け

テスト中には入力信号を絞れるようにした方が使い勝手が良いので不要なソケットを取り外し、VRを取り付ける

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いよいよ最終の視聴

何度か試聴を繰り返しましたが、これ以上手を入れることもないため、これでまとめることに

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2台4個のユニットが並ぶとなかなか立派なアンプ

一つ一つは重いが小型なので持ち運びが楽である

超重量級アンプはこのように4個に分けると運搬しやすいと思う

 

 

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