真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

13E1 OTL アンプの製作(構想)

13E1×2モノOTLアンプの製作のために構想を練ってます。

13E1という球はロシアの6C33C、米国の7242/7241と並ぶヨーロッパ生まれの大型管です。

 

左から

6336A   6C33C   13E1   7242 

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私がこの13E1の存在を知ったのは10年ほど前で、12E1のシングルアンプを製作した頃で、12E1の上位球に13E1という球があるらしいと知ったからです。

それから折に触れて関心を持ってOTLにしてみたいと検討していましたが、つい数か月前に13E1を4本ゲットしました。

 

それから本格的に検討し始めました。丁度7242OTLが完成したこともあって、次の大型OTL製作候補として、構想を本格化しまた。

丁度今、体調の関係でアンプ製作を中断してますが、構想を練ることはできますので実現に向けて動き出しました。

いろいろ検討したところ先に製作した7242を少し小さくした感じでできそうなので、7242を使って実験してみようと考えています。

 

13E1のマニュアルはこちらにあります

https://tubedata.jp/sheets/025/1/13E1.pdf

 

13E1のマニュアルから推定すると、この球はビーム管なので三結使用の場合の一般的なEg-Ip特性図は掲載されてないが、三結のデータIp/Eg1(Ia/Vg1)は記載されている。

それによるとEb=250V Ip=2.1A時、約30W/8Ω程度の出力が得られる計算になります。

球の格好や価格からすると、もっと働いてほしい気がするが、どうも内部抵抗が高く電流制御量が少ないようである。この点は7242とも似ているが6C33Cからすると見劣りがする。

 

おそらく7242OTLの電源をそのまま使うと約240V~220V程度になるので、30Wを下回るかも。

 

#出力計算が、違ってたようで、訂正しました。(^^)

 

 

7242  OTL

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