8B8差動アンプ(13):OPT改良版との取換え結果報告
周波数特性比較
取換後
取替前
昨日の続き:OPT取り換え作業
15時ころからOPT取り換え作業にかかりました。
写真:上旧型、下新型 ケースから取り外して新旧を交換します
取換えできました。
OPTから出ているリード線は元の長さのままに使っていますのでターミナル付近の配線がごちゃごちゃしてます。端子の中央にあるロータリースイッチは4-8-16Ωの切替スイッチ。
特性測定
夕食後からの簡単に通電チェックしてから特性測定です。
周波数特性 測定結果
OPT取換後の特性(OPTを交換したのみ)
旧型OPTで高域150kHz付近に見られた段は綺麗になくなっています、高域補償してませんが、方形波観測でも問題ありません。
全帯域に渡って凹凸はなく、きわめてすぐれた特性のOPTです。
旧型では150kHz付近に段がありましたので確認のため
拡大(1~200kHz)してみました。
低域で少しレベル差があるようだが、これはアンプのセイかな?
アンプを含めた総合特性は3HZ~100kHz -3db
早速試聴してます
音に大きな変化は感じられませんが、全真空管式差動アンプのほのぼのとした温かみのある音には変わりありません。(自画自賛!)
最後に回路図を
全真空管8B8(8本使用)による差動アンプ回路図です。定電流回路には半導体を採用する方が簡単ですが、ここはあえて真空管にこだわってみました。