真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

4P1Lパラレルシングルアンプ(2)

★忘れないうちに投稿シリーズ★

 4P1Lパラレルシングルアンプ(2)

 

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 特性測定

 

①周波数特性:

4Hz付近に2.5dbの盛り上がりがあるが10Hz~100kHzでは順当なところ、100kHz以上の減衰はこの程度の凹凸なら優秀なOPT特性、高域は75kHz-3db。

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②歪率特性 LRCH 1kHz

LR間で少し違いがあるが直結部分の調整がずれているのかもしれない。

1W以上が芳しくないように見えるが、通常聞く範囲の1W付近まで0.1%以下とシングルアンプとしては低い値に収まっている。

出力3~5W程度のシングルアンプでは1W時の歪率は0.5%程度に収まるようにしているが、0.1%以下は特筆すべきことである。

最大出力は欲目に見て5Wかな、4P1L×2としてはまずますといったところ。

 

②-1 

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②-2 LCH DIS 周波数別歪率

 

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②-3 RCH DIS 周波数別歪率

 

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 歪率が少ないのが良い音とは限らないが、5W程度のシングルアンプとしては良い出来ではないかと自画自賛

 

 

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