Technics 20A 擬き OTLアンプ「M-20A」(4)
自作の楽しみ
真空管アンプの自作は、楽しみながら、使う球を眺めながらニヤニヤ妄想から始まります、回路設計し具体的な構想にまとめ、主要部品を集め加工図面を描きながらあれこれ考えて具体化をしてゆきます。
そしてシャーシ加工の力仕事、塗装作業に進みます。これらの段階は自作の楽しみでしかできないことで、私は特にこの段階から始めることが多いですが、時折格好いいシャーシケースを見かけると買って加工することもあります。
M-20Aの場合は、回路や使用部品はほぼ決まっているので、後は自分の工夫を若干加えながらすすめます。
オリジナルのT-20Aはモノラルブロック2組を一つのシャーシに組み込まれていますが、M-20Aではシャーシをふたつ分けてモノラル2台の構成としました。
シャーシの部品配置は左右対称にしましたが、作りやすさからすると同じ向きに構成にする方が良いですが、見かけや設置場所の関係で左右対称にしました。
加工図の作成
セクションペーパに穴あけ加工図を描きます
(見にくいですが)
シャーシに貼り付けます
穴あけ加工:力仕事仕事です
穴加工を始めました
暑ーい、34.6度!真夏の穴あけ加工はしんどい、
穴あけ加工ができました
地荒らし
塗料が載りやすいようにアルミ表面を地荒らしします。
アルミ用スプレー塗料
塗装作業:真夏の塗装はしにくい
真夏を避けて、9月の早朝の涼しい間に塗装、気温が上がるとスプレーが蒸発してうまく塗れないです。
7月から始まって9月に、ここまでに3か月を要してます。