真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

4P1L パラレルシングル 複巻ダブルカットコア アウトプットトランス 7KΩ テスト結果(1)

4P1L パラレルシングル

パラレルシングル用ダブルカットコア アウトプットトランス 7KΩ

テスト結果(1)

 

 

先日、試作品の5KΩOPTのテストについて報告しました。今回はこの4P1Lに適した7KΩOPTが出来上がってきましたので、いわば本番OPTを使ってのレポートです。

 

写真左:新しい7KΩ、右:現用中の3KΩ シングル用OPT

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この二つのトランスの大きな違いは三つあり

・製造年が違う(巻線技術が良くなっている)

・カットコアの材質が違う(良くなっている)

・絶縁紙の種類が違う(フィルムが薄くなっている)

この他にも違いがあるようですが、一言で言えば特性が良くなっていることです

 

4P1Lパラレルシングルの回路図:OPT部分を変更しました。

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新しいOPTを取り付け、テストしています

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配線の主な変更点は、4P1Lのプレートを共通にして1本線でOPTに繋いでいたのを、各1本引き出しOPTのP1、P2端子につなぎました。

B1、B2端子については電源フィルターコンデンサー出力から1本でB1、B2端子を共通に結んでいます(本来的にはフィルターコンデンサー端子から2本を引き出し、B1、B2に繋ぐことが望ましい)

 

このあたりは、回路のどの段階からパラレル接続するのが良いか、ということですがこのアンプに関しては4P1Lの入力から分かれていますのでそのままにしてあります。

 

 

<続く>