真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

4P1L パラレルシングル用OPTテスト結果(3)

4P1L パラレルシングル

パラレルシングル用ダブルカットコア アウトプットトランス 7KΩ テスト結果(3)

(1)(2)と進んでふと疑問が湧いてきたのは以下の三点である

①改造したのはOPT回りのみのはずだが、どこかに忘れていることがあるのではないか?

②DCアンプ構成にしたにも関わらずどこかに低域時定数が存在しているようだ(先入観?)

③そもそもパラレルシングル設計段階で検討が十分ではなかったのか、単に出力管をパラレルにすればよいと、いうのがそれでよかったのか

 

これらの疑問はFRAアダプターで周波数特性測定して浮かびがってきたものである、おそらく一般に行っている10Hz~100kHz範囲の手動でスポット測定するのであれば見過ごしてしまうことかもしれない。

 

という疑問を念頭に置いて、回路図をつらつら眺めてみるといくつかの不備な点が見えてくる、それを確かめるために実験したいのでこの続きの投稿は結果が出るまで、しばらくお待ちください。

 

本機の周波数特性

1Hz~ 1MHz

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10Hz~100kHz

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