真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

古いLUXKIT A3500 の修復(4)

古いLUXKIT A3500 の修復(4)

配線作業が最終段階に入ってきました。

昨日は日曜日でしたが、午後から頑張ってやりました、加齢とともに手が遅くなってあと少しというところに時間がかかります。

 

配線図をまとめました。プリアンプへの配線は省略したのでオリジナルと少し変わっているところがありますが、CRなどの回路定数は、ほぼそのまま踏襲しています。

 

配線を点検している過程で、プッシュプル接続が上下逆になっていることがわかり、現物の修正をしました。

 

回路図:

間違っているかもしれませんので参考程度にしてください

 

f:id:arunas001:20210308061203j:plain

 

配線方法について(このアンプの場合)

配線は色分けしていません。この黄白ツイスト線は先達から回してもらったもので、まだ沢山あり、もったいないので使っています。

真空管アンプ製作を再開した30年ほど前は、ベルデンの配線材を買って色分けしてましたが、この配線材が結構高価でした。丁度無くなった頃にこの黄白線を回してもらったので以降はこの線を使っています。

 

・一点アースは入力信号近くにあるサブシャーシ止め穴を利用し4mmのタップを立て、付近の塗装もはがして真鍮ビスと菊ワッシャでしっかり止めます。各ブロック別のアース線はここへ集め、アースラグか圧着端子でビスに止めます。

 

・アース母線は径1.2mmの銅線を2本捩って使います。

 

・LとRの信号線はできるだけ分けて配線します。

 

・電源配線は電源ケミコンのところからL用R用と2本引っ張り、渡り配線は極力避けます。

 

・信号帰路になるアース側配線もできるだけLRを分けてもとに戻るようにして一点アースに繋ぎます。

 

・信号系のアースはアース母線上で帰路アースが一点アースに向けて一方向に流れるように順序を考えてつなぎ、またL側R側の個別アースを同じ母線(信号帰路)に繋がないようにします。

 

・配線を結束する時はLRを一緒にしないように分けます。

 

 

f:id:arunas001:20210308061320j:plain

 

白と赤の〇シールはLR区別のために貼ってあります。

 

f:id:arunas001:20210308061406j:plain

 

OPT出力からスピーカー端子への線はLANケーブルの芯線を分解して使っています。

 

o

f:id:arunas001:20210308061518j:plain

 

まだ少し作業が残っていますが、後の作業は電源を入れながらにします。

 

3月10日完成を目指して頑張ろう!