真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

6L6GC(T)ppの修復 (10)

6P3S/6L6ppの修復 (10)

6L66GC (P)改め→「6P3S/6L6ppの修復」と変更

 

 最終のまとめです。当初出力管は6L6GCでしたが、依頼者がら変更依頼があり、ロシア製6P3S/6L6を使い、ビーム管動作としました。Eb=300Vと低いが最大出力は約15Wとなりました。NFBは約9db、依頼者の希望でon/offスイッチを設け、変化を楽しんでもらえるようにしました。

 

 当初出力管は三結で使用しましたが、最大出力が10W以上欲しいとのことでビーム管接続にしました。

 ハモンドOPTを使ったのは初めてで、しかも、製造時期が違うのでその裸特性がよくわからなかった。

 また、ロシア製6L6/6P3Sをppをアンプに使うのも初めてで様子がつかめなかった。特に歪率特性については最大出力付近で変化があるので、当初発振かもしれないと考え調べたが、6P3Sの4本を組み合わせを変えても変わるので、固有の特性かもしれないと判断しました。

 

 結局全部組みなおしたので、配線の取り回しは私流にしました。音にどの程度関係するかはわからないが、依頼者にはご好評をいただいたようです。

 

 

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この報告で、本件は一旦幕を下ろします。