AL60/CV9ppの製作(1)
今日から7月になりました。
京都は祇園祭りが始まります。
先日から猛暑が続いていますので、熱中症に注意しましょう。
今年に入って「JJ-2A3-40se」と「7241se」のモノラルシングルアンプを4台(2セット)を製作してきました。続いてプッシュプルアンプとして、欧州生まれのビンテージ管(?)AL60ppを製作しました。
この真空管「AL60/CV9」は20年ほど前にオーディオ友から4本回ってきた球です。「807」に似た特性と聞いたので、当時807シングルを改造して使いましたが、特性がよくわからないままに製作したので今一でした。それで元の807に戻してしまったということがありました。
球はその後保管していたのですが、3年ほど前に10本ほどヤフオクでゲットしたのでプッシュプルアンプとして再挑戦してみようと考えていたものです。
4月に入ってから製作に取りかかりました。
Mullard AL60
この球は欧州生まれの銘球「KT88」のご先祖様であると何かの雑誌に出ていました。
使うソケットはB7です。
写真右のB7ソケットは、取付寸法が左USソケットより大きいです
AL70の素性はよくわかりませんので「etracer」で測定しました。結果はこのブログ内に掲載していますのでご参照ください。
ブログ記事編集 - はてなブログ (hatena.ne.jp)
これをもとに動作条件を決めて回路設計をしました(回路図は次回に掲載します)