COUNTERPOINT SA-4 6LF6×8
DC OTL AMP(9) 通電チェック
2号機のチェックができたので、いったん電源を落として翌日に電源ONしたら赤ランプがついたままで青にならのではないか!「あれー? うーん困った!」
昨日までちゃんと働いていたのに、調べると主電源のマイナス側(-145V)が通電していない
調べてみると-145V保護用に入れてあるフューズホルダーとガラス管フューズの接触不良と判明。ホルダーの金具を磨いても、ホルダーの蓋の押し具合で接触が悪くなり、何度やっても治らない、
写真;フューズホルダーのチェック
ホルダーの交換ができないので、AC100Vのメインインフューズの蓋と取り換えることにした、これなら万一接触不良になってもAC100V電源が入らないからわかるし、安全サイドである、使うときに注意してもらうことにしよう。
基板上のフューズホルダーとフューズは新品に交換したが、前面の3つあるフューズは点検したのみだった。
このようなフューズの接触不良は古いアンプではよくあることなのだが、この時に起こるとは思ってなかった。
写真:2号機の最終チェック、
6LF6のアイドリング電流は60~110mAの範囲内で安定に働くようになった。
(ここの定格は、一本当たり最大120mA以内、4本合計最大480mA以内となる)
写真:動作も安定しているので音楽信号で試聴
写真:2台並べての試聴:この暑い中、連続6時間以上試聴したが問題なく安定している
写真:依頼者が引き取りに来ていただくことになったので引き渡しの試聴準備をします。
ご愛用の試聴用音源とスピーカを持ってきていただくように依頼しました。