真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

真空管OTLアンプ研究-8

6C33C-B×4×2 OTL-PTL

 

これまでFacebookに投稿していましたが,長文になりFBの投稿には向いて無いので,はてなブログに投稿先を変えました、FBにはリンクで投稿します.

したがって,これまてFacebookに投稿した内容はそのままにして,適時はてなブログに転載します.

 

真空管OTLアンプ研究-8

OTL-PTL-5

6C33C-B×4×2 OTL-PTL


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醍醐LPレコードコンサート用に製作した。

京都市醍醐交流会館ホール(定員200名)は広いので、大出力OTLアンプが必要となった。

 

写真:醍醐LPレコードコンサート

ホールで多数のお客様を迎えて開催した

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全体の回路構成は、先に掲載した「6082×4×2 OTL-PTL」を基にしたので,出力管が6082から6C33Cに変わり電源を強化したもの

最大出力は80W/8Ω、120W/16Ωの大出力OTLアンプとなった。

 

このアンプに使った6C33Cはよくエージングした18本のなかから、特性の揃った8本を選別した。

調整中にジャジャ馬のごとく暴れまわり、確しか2本飛ばしでしまった。

最終的にクワッド(4本)を2組に分けて使うようにした

ちゃんと調整出来れば、あとはエージングをしっかりやって安定に働くようになった

6C33CのIpと動作中点監視用のメーターを付けているのでメンテは簡単にできる

 

会場で聞いて頂いた方々には、このアンプの音、迫力がは「凄い❣️」の一言

 

しかし、ホール開催は会場費がかかるので、4回ほどで取りやめになり、このアンプはあまり出番がなかったのは残念である

 

現在このアンプは、真空管6C33Cを他のアンプの補修に回してしまったので,球無しで保管している

 

写真説明

自宅でテスト中、右の絶縁トランスを使っている

猛烈に暑くなるので、ファンで空冷している

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裸の格好
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醍醐LPレコードコンサート風景追加

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壇上に設置
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*使ったスピーカーシステムの写真が出てこないのであれば後から追加します

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