真空管OTLアンプ研究 修理編-3
フッターマン OTL-3
第五話
ケミコンを交換した電源部は無事に動作確認ができました、
次はプリント基板になっている真空管回路などの、動作確認をします
この真空管回路部分は、一部半導体が使われており、半導体が壊れてないことを祈りつつ、、、
写真:真空管回路部分、プリント基板

引き取りした時の説明では、動作していたとの事だったので、基板上に付いている6LF6保護用フューズが切れてないかを,テスターで導通を確認,抵抗やコンデンサに変色や焼けがないか、外観上大丈夫な事を確認して、球をもとの位置に挿し込みます。
写真:出力管6LF6付近

6LF6の発振防止対策がしっかりとられているが、プレート線やキャップには、フェライトビーズやコイルなどは入っていない。ガッチリした長いフェライトビーズが各6LF6のsgに付けてある、
この辺りは、心憎いほど簡単にしてあり、これで大丈夫かなぁ?と思ってしまう。
写真:主要箇所にテスターをつなぐ

と感心しながら、通電準備,テスターを要所につないで電圧監視できるようにして、スライダックをゆっくりと徐々に上げてゆく、最初は一番緊張する時である
AC50Vあたりで一旦止め、発煙や匂いに注意して、さらに80Vまであげる、
この辺りからヒーターが赤くなり真空管回路が動作し始める、6LF6のヒーターは暗くて良くわからないかも、
パネルのメーターのランプが明るく点火するのでパイロットになる。
テスター電圧監視しながら、パネルのメーターをみなから AC100Vまで上げる。
発煙や匂いに気をつけて異常ないかしばらく様子を見る
異常があれば、すぐに AC電圧をゼロにして、異常箇所を調べ対処する
幸いに異常なく動作しているようす。
ほっと一息安心する
パネルのメーターを見ながら,スイッチをバイアスとバランスに切り替えて動作状態を確認します。
このアンプでは、バイアスもバランスも大きくずれることなく規定範囲にあった。
これが大きくずれてると何か問題があり、主に6LF6の動作不良とおもわれる
このアンプの場合は順調に通電して動作、30分ほど様子を見てから
バランスとバイアスを調整する
写真:バイアス
写真:バランス
パネル左下に小さな穴が二つありここから小型ドライバーで調整する(白い小さな穴が見える)
調整は二つのVRを交互に回しなから、バランスとバイアスを規定内に設定する
特にバランスが取れない場合には、6LF6の動作不良が考えられる.新品があれば、交換してみる、無い場合は他の場所の球と入れ替えてみる、なと
注:バイアスの測定箇所が不明たが,バイアス電圧そのものを測っているようで、6LF6のIpを測っているのでは無い様子だ、
このメーター回路がどうなっているのかわからないが、 正常な動作であれば、AC、バイアス、バランスが規定内に有れば良く、通常はバイアスとバランスは規定値に設定できる
第六話に続く