真空管OTLアンプ研究 修理編-4
COUNTER POINT SA-4 mono 2台
第十一話
1台目は時間がかかったが、慎重にひとつずつ確かめなから、作業を進め無事動作するようになった

2台目は様子が理解できているので、部品交換が順調に進んで通電テストに入った。
1台目は順調だったが、2台目はちょっとしたトラブルがあった。

主要箇所にテスターをついで、慎重に通電、最初のAC10Vチェック時に電圧が1箇所出ていないことに気がついた。
片側のEsgがでていない?
このまま、AC100Vを上げていくのは危険と判断、電源基板を外して、部品交換した箇所やその他部品や基板パターンを点検確認したが、異常無さそう、再度AC10Vチェック。
やはりEsgが出ていない?半導体が壊れいると難儀だと思いながら、怪しいと睨んでいる付近をテスターで電圧チェック、はて?基板上では、2箇所ともEsgがでている様子.
回路を追ってたどっていくとパネル面にあるフューズホルダーに行き当たった。
そうだ、Ebb、Esgには保護用ヒューズが入れてあったのだ、と気がついた。しかし,ホルダーはトランスの下方に付いているので、点検するには、重いトランスをはずさないとできない。
ヒューズ断か?と疑ったが、ヒューズそのものには異常ない。しかし、ヒューズホルダーの入り口と出口では導通がない!
写真 四角形のヒューズホルダー3か所
左2個がDC保護用、右はAC電源用、右端の丸いツマミは電源on/offスイッチ

何度かヒューズホルダーを押してヒューズの出し入れしている内に接触するように見えた。
結果,ヒューズホルダーの接触が悪い様子。
しかし、何度か操作すると、接触したり、しなかったりで確実に接触してくれない、どうもホルダーの蓋側がおかしい。接点復活剤で洗浄、ヒューズとホルダー蓋の金属部品を磨き回復した。
他のヒューズホルダーも、接触劣化する恐れがあるので3個とも洗浄した、該当箇所のヒューズホルダーは一度は接触不良になった実績があるのでメインヒューズホルダーの蓋と交換した。万一接触不良になってもメインヒューズが働かないので安全側になるとの判断、
後に,先の1台のヒューズホルダーも点検、処置した。
ヒューズホルダーの接触不良とは、盲点だった‼️これは、初めての経験,古いアンプは何があるかわからない⁉️
何とか無事に働き通電作業は順調に進んだ。

取り替えた出力保護用リレーは右側板の前側に付け、熱源から離した.

これで,2台が動作するようになった
DC安定度も良い、2台並べてエージング試聴
問題は熱対策,ファンが3個しかないのでこんな格好で強制空冷

第十二話へ続く