⑧ 6528App
真空管6528Aは、 OTLでよく知られている6336Aのハイミュー管、双三極管なので1本でppアンプが出来る


①〜⑦の何処かで掲載したような気がしたが、見当たら無いので、ここで取り上げる
今はプッシュプルアンプであるが、SEPP OTLに改造予定をしている。


事の初めは、温故知新、最近古い良き良き時代の真空管アンプ最盛期にオーディオ雑誌に掲載された、武末数馬氏ほかの発表になる OTLアンプの記事を再読して勉強していたが、その中に OTLアンプを最適負荷抵抗付近で使う実験記事がある
(ラジオ技術1973年7月号p-176〜)
実験用に使われたスピーカーシステム16Ω×4=64Ω


また、最近フィリップス製400Ωハイインピーダンススピーカーを4点入手し、その素晴らしい音に魅了されていたからでもある。これは、真空管 OTLで鳴らすので、 OTL即ちOPTを使わ無いで、スピーカーのボイスコイルに直接信号を送り込み、音楽を響きわたらせる。
また、ハイインピーダンススピーカー用 OTLアンプは、SRPPやSEPPで簡単に構成でできるのが良い。
写真はハイインピーダンス400Ω用 21A6 SRPP OTL
こんな簡単なアンプで良い。

ローインピーダンス8Ωスピーカーに対応するのは低RL OTLアンプと呼ぶが、大層大掛かりなアンプになってしまう。その素晴らしい音楽を聴くと、真空管がズラリと並ぶ製作時の苦労や大層さ(例えば大消費電力)も忘れてしまうほどである。
しかし、問題は、これらの低RL OTLアンプは、最適負荷抵抗は30〜80Ω程度になり、それを8Ωで使うから、かなりミスマッチング動作となり無理やりスピーカーを鳴らしている感じ。
この記事を見て、それではやってみよう、とこの実験で使われたアンプを製作しようと思ったが、40KG6A OTLの製作はあと回しにして、この6528Appを SEPP OTLに改造することにした。
6528A ppアンプは、製作時にSEPP OTLに改造できるように増幅段が構成してあるので、改造はやりやすい。
6336A単管 OTLの負荷曲線
前置き話が長くなったが、6528A ppをSEPP OTLし、最適負荷抵抗80Ω付近で鳴らしてみようとの事である
下に、Woody & Allenさんへ製作依頼した実験用平面バッフルスピーカーシステムの構想図、これは16Ω×5=80Ωスピーカーシステムである

とのことで、6528Aアンプは、その後に処分を決める事にした。