半導体式プリアンプ修理

故障原因は、AC100V電源をまちがって200Vに入れて、フューズが飛んでしまった、その後、フューズを交換しても飛んでしまった、とドック入りしてきたこのアンプ.

手前が断線したフューズ

内部が黒くなっているのがわかる

とにかく、手探り状態、予備フューズは2本しかないので、飛ばしてしまうわけにはいかない。
ケース上蓋をはずして、内部を見てみるが、焼けたり破損したようなようすは無い。


怪しいのは電源周りと考えて、ダイオードやケミコン、定電圧半導体などをテスターでチェックしたが、異常は無さそうだ、
ケース底板も外してプリント基板裏側も調べたが、外見上異常は無い。

フューズ1本飛ばすつもりで、AC電源をスライダックに繋ぎ、徐々に電圧をあげていったが、音も無くフューズが飛んでしまった。
さて、ここからどうやって調べるか?
電源電圧が倍になって壊れるところは?疑わしきは電源周りと考えられるが、電源トランス自体が過電圧でレアショートしたのかな?と思うが、トランス巻線が簡単にレアショートするかな?
半導体は音も無くこわれてしまうので難儀だ⁉️
二次側を全て外して無負荷にして

トランスを取り外し
ちょっと休憩して、トランスから調べることにして二次側の線を全て外し、無負荷でAC100Vを徐々に上げてゆくと10V位でフューズ断線。
結果トランス不良と判断し、トランスを基板から外し一次側のDCRを測ってみたらおかしい点があった。0-100-200の3本とあと1本の使途か分からない?
トランスの仕様がわからないが一次側がレアショートと判断した。
さて、どう処置するが?依頼者と相談します。