真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

7241シングルアンプの製作(4)シャーシデザインと穴あけ加工

7241シングルアンプの製作(4)

シャーシデザインと穴あけ加工

 

シャーシ上に部品を並べて配置を検討、LRは左右対称にします。部品が大きいのでゆったりとしたシャーシの大きさを選びます

 

シャーシはゼネラルトランス販売

「2MM-283(底板付き)を2個使います

寸法:50×400×60×2

 

7241から出る強烈な熱対策のため周りとの距離を取り、自然空冷するため排熱にガラス筒を使います、

 

 

セクションぺーパーの上に並べて図面化します

 

穴あけ加工図ができました

 

カッターで切り取ります

 

シャーシの上に貼り付け、穴あけ加工の準備

 

丸穴あけ加工ができました

 

電源トランスの穴あけは下穴からジグソーで切り取ります

 

仕上げはやすりかけしますが上手くカットできました

 

写真が見にくいですがLRともシャーシ加工ができました

 

主な部品を取り付けて仕上がり姿を確認します

なかなか格好よくできました!

 

底板に空気穴をあけます

 

これでシャーシ加工ができました。

7241シングルアンプの製作(3)

7241シングルアンプの製作(3)

 

大型電圧制御管 

左から:6336Aー6C33CBー13E1ー7242

 

回路設計

 

 7241をシングルアンプに使った例はwebを見ても全く出てきませんので、参考回路なして適当に検討、細かいことはさておいて図のような回路となりました

 

 初段は6EJ7(T)によるSRPPです、6EJ7をこのような使い方をする方はまれであろうと思いますが、沢山ある6EJ7を有効に使おうと、いくつか実験してこれがよさそうだと思い使っています。

 このSRPPの上球と下球の間に入っているコイルはSRPPの負荷抵抗を小型シングル用12kΩOPT(DCR:560Ω)を使ってチョーク負荷にしたものです。これはドライブ電圧が稼げるのと音に力強さが感じられるので採用してます。

 増幅段はドライブ電圧が稼げれば、二段増幅回路が簡単なので余計な心配がいりません。

 出力段ですが、7241はカソードが3本出ています。特性表からこの各カソード抵抗をメタルグラッド50W100Ωに選んで半固定バイアスで動作させます。この球はかなりのばらつきがあるのでバイアス電圧の可変範囲はプラス・マイナスとして広く取ります。各カソードのバイパスコンデンサーは適当に選びました。

 

 電源回路は説明するほどのものではありませんが、7241プレート電源と増幅段b電源は別にしています。7241ヒータ電源は、前に述べたように6.3V6.6A二巻線を並列にして使います。7241プレート電流は当初300mAの予定でしたので、最初の回路案では、使うCHは300mAのものになっています。これはのちに変更しました。

 7241のプレート電流監視用に500mA電流計を使いました。ここは直結動作ではないのであえて入れることは無いですが、球のばらつきが大きいので半固定バイアス調整に便利なようにしました。

 

注:SRPPチョークに使ったOPTは 東栄トランス:シングル用オリエントコア出力トランス「T-600Z・12K(DCR

約560Ω)」で二次側は遊ばせてあります。

 

これでざっと回路設計が出来ました。

 

7241の規格表から

 




 

7241シングルアンプの製作(2)7241シングルアンプの製作構想

7241シングルアンプの製作(2)

 

7241シングルアンプの製作構想

 

写真:自作 7242 OTL

使用部品の関係で森川氏と宮崎氏とを足して2で割ったような回路構成となりました

このアンプは後に「7242」から「13E1」に変更しました

 



7241シングルアンプの製作構想

 

「7241」は、この自作「7242 OTL」を製作したときに7472と7241を同時に買ったことに始まります。これは予備球として7241も一緒に買ったと言うことなんですが、このアンプは後に「13E1」に改造し、その後に他家へ嫁いでいったので7241を使うことがなくなってしまったのです、

 

写真:13E1に交換した


そこで何とか生かすことを考え、今度はシングルアンプにしてみようと製作構想を始めました

 

7241シングルアンプの場合、検討しなければならないのが

①ヒーター電力6.3V7.5Aの取り方

②0.3~0.4Aも食うB電源

③強烈な発熱の対策

④自己バイアスカソード抵抗の選び方

 

①のヒータはなんと6.3V7.5Aも食いますのでステレオで使うとなるとこれが2巻線必要になります。いろいろ検討し、結果として在庫の6C33Cシングルステレオ用TANGO MS-520をモノラルで使うことにしました。

このトランスのヒータは6.3V6.6Aですから7.5Aはちょっと無理がありますが、幸い2つありますのでこれを並列につないで7.5Aを賄います。

②のB巻線は、ブリッジ整流520mAですから、球1本なら0.3~0.4Aが賄えそうです。

 

 

それでタンゴ MXー520 6C33Cシングルステレオ用電源トランスをモノラルで使うことにしました。

 

 

③の対策は後程シャーシ設計のところで考えますが、ゆったりとした大きさのシャーシにします。無理に小型化するとファンをつけたりしなければなりません。

 

④自己バイアスカソード抵抗の選び方

回路説明で触れますが半固定バイアス方式にしますが、球を選ぶと自己バイアスでも動作可能です

 

OPTの選定

6C33Cシングルアンプ用ゼネラルトランス販売「PMF30WS-600」を使います、このOPTの一次側許容DC電流は480mAもあります


CHの選定

当初、ゼネラルトランス販売PMC-440H(4H420mA)にしましたが、チンチンに熱くなるので後に500mA型に変更しました。

 



7241シングルアンプの製作(1)

7241シングルアンプの製作(1)

 

写真:完成したアンプの外観

 

真空管 「7241」:左と中央の2本。「7242」右1本

外見はそっくり同じです

 

 「7241」は米国製最大の電圧制御管です。よく知られたロシア製「6C33C」より一回り大きい規格となっています。同じ仲間に「7242」があり、これはOTLによく使われ、オーディオ専科森川忠勇氏の製作になるものや、宮崎良三朗発表のOTLが知られています。

この7241と7242の二つの球の違いは前者がLoーμ管、後者がHi-μ管です。

詳しい規格はこちらからご覧ください。

7241 (tubedata.jp)

7242 (tubedata.jp)

 

森川忠勇氏の 7242 OTL(モノラル)

 

宮崎良三朗氏の 7242 OTL(ステレオ)

 

 

 



 

JJ 2A3-40se の製作(4)最終回

JJ 2A3-40se の製作(4)最終回

 

投稿が滞ってましたのでお詫びします、今回がこのシリーズの最終回です

 

内部配線の様子、2A3カソード抵抗メタルグラッド50W750Ωはラグ板の下になって見えません

 

配線が終わりました

 

内部配線

 

テスターをつないで各部の電圧測定

 

左:SRPP出力端DC電圧、右:2A3カソード電圧

 

左:SRPPプレート電圧  右:2A3プレート電圧

 

右 JJ-2A3-40 と 左:5U4GB

 

調整が終わって再生ラインにつなぐ

なかなか良い感じです!

 

保護カバーを外して完成!

 

前から 6EJ7  JJ 2A3-40  5U4GB

 

 

めでたく完成しました

 

製作後記

①シャーシ木枠の製作は「Woody Allen」さんの製作です。

OPTは「HANAOKA」さん製作です

通常使用時は「2A3C」を使うようにしました。

 

④回路図

 

⑤JJ 2A3-40 規格

 

JJ 2A3-40se の製作(3)

JJ 2A3-40se の製作(3)

 

製作したアンプが完成しました

ここでまとめて掲載します

 

 

2台のシャーシに穴あけ加工が出来ま

アルミ3mm厚板を使ったので穴あけ加工は大変でしたが何とか空きました。

アルミ板表面はすでにアルマイト処理がしてあるので今回は塗装しないことにしました

木枠には保護シートを巻いています

 

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部品を取り付けて完成した姿を確認しています

JJ 2A3-40はさすがに大きく背高い、ベース部分をシャーシ内に沈めたがまだ他のトランスより背が高い

左の整流管5U4GBと比べるとよくわかる

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標準的な2A3では高さがうまく合う

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出来上がった姿を楽しみましたが、モノラルシングルアンプとしては大き過ぎるシャーシです。詰め込めばステレオ構成できるほどです

 

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左右対称配置、これから2台の配線作業にかかります

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配線作業の準備:傷をつけないようにトランスやコンデンサーの頭に保護シートを巻きつける

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