真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6528Aプッシュプルアンプ(3)

★忘れないうちに投稿シリーズ★ 6528Aプッシュプルアンプ(3) 測定 以前にOPTをFW50-3.5に交換した時の測定したデータがありました。その時のデータですが、若干手直しが必要かもしれません, そのまま掲載します。 ①周波数特性:10Hz~100kHz ②LRCH DIS 1kHz:…

6528Aプッシュプルアンプ(2)

★忘れないうちに投稿シリーズ★ 6528Aプッシュプル(2) 回路図:前回寄せ集め回路と書きましたが・・・ 簡単に説明しますと 初段は12AT7によるSRPP、位相反転段はムラード型変形SRPP、 出力段は6528Aとしている。 OPTは TANGO XE60-3.5 を使っているが後に FW-…

6528Aプッシュプルアンプ(1)

★忘れないうちに投稿シリーズ★ 6528Aプッシュプルアンプ(1) 双三極管「6528A」はよく知られている「6336A」のハイミュー管です。 https://tubedata.jp/sheets/077/6/6528A.pdf https://tubedata.jp/sheets/049/6/6336A.pdf この球を知ったのはMJ誌上でPAL社…

8B8差動アンプ(14):OPT改良版の試聴

8B8差動アンプ(13):OPT改良版の試聴 試聴アンプ:8B8×8による真空管式差動ステレオアンプ 試聴CD: ♬試聴感想♬ 自画自賛を免れませんが、 この安価な三菱電機製8B8が良いOPTに巡り合って素晴らしい音を奏でてくれます。これは取り替える前からもそうでした…

★覚えている間に投稿シリーズ★ ④CV4049/A1820 QRP この球は金属袴をはいた立派な姿をしたGEC球ですが、2本1k円で買った球です。しかしソケットが特殊なロクタル9ピンで@3kもしました。(痛っ!) 調べると映像増幅管の様ですが、やはり双五極管です。そこ…

★覚えている間に投稿シリーズ★

★覚えている間に投稿シリーズ★ ③832A QRP 双五極送信管、この球も愛らしい姿をしています、頭には2本のプレートが出ています。 送信管は一般にg1プラスドライブできますので、この方式にはよく合っていると思います。それで小型送信管832Aで②と同じ方式で作…

★覚えている間に投稿シリーズ★

★覚えている間に投稿シリーズ★ ②815 QRP 可愛い姿の815を眺めているだけで楽しくなります 送信管「815」はミッキーマウスのような大変かわいらしい姿をした双五極管で、一つの球の中に「2E26」相当品が2個入っています。 通常使用では1本でシングルステレオ…

8B8差動アンプ(13):OPT改良版との取換え結果

8B8差動アンプ(13):OPT改良版との取換え結果報告 周波数特性比較 取換後 取替前 昨日の続き:OPT取り換え作業 15時ころからOPT取り換え作業にかかりました。 写真:上旧型、下新型 ケースから取り外して新旧を交換します 取換えできました。 OPTから出てい…

★覚えている間に投稿シリーズ★ 今回から数回にわたって故Mu氏から伝授された「QRPアンプ」を投稿します。この「QRP」というのは無線用語のようで「機能を落とした」という意味の様ですが、ご存知の方があれば教えください。 故Mu氏のアンプは彼の見かけの優…

8B8差動アンプ(12)

8B8差動アンプ(12):OPT改良版との取換え (11)の投稿以来しばらく一服していましたが再開します。 昨年暮れにOPT製作者ARITOさんから改良されたOPTをいただきました。当方の勝手な都合で半年ほどOPTの交換作業ができないままになっていました。OPT製作者のAr…

2A3C SRPP OTL の製作(5)

2A3C SRPP OTL の製作(5) オリジナル版の回路図は(1)で掲載しましたので、自作品 2A3C SRPP OTL の回路図を掲載します。何度かの改造していますので、現物と違うところがあるかもしれませんが、部品の追加交換や真空管の交換したのみで基本的な回路構成はオ…

2A3C SRPP OTL の製作(4)

2A3C SRPP OTL の製作(4) このアンプはこれまでにもろもろの改造手術を施して、嫁入りした先輩「6C33C OTL」に代ってメインアンプの座に就きました。 写真:今年の4月中頃に撮影、並み居る大型アンプを従えています。 このアンプの良い点は音もさることなが…

2A3C SRPP OTL の製作(2)

2A3C SRPP OTL の製作(2) ************************* STEPHENS OTL AMPのページが見つかりました。 retro vintage modern hi-fi: The Stephens OTL Amplifier ************************* 下の写真はこの…

2A3C SRPP OTL の製作(3)

2A3C SRPP OTL の製作(3) 年を越しましたが2014年初に目出度く完成しました。しかし、試聴を続けているとどことなく音がぼけた感じで直熱管らしい澄んだ端正な響きが無いように思われ、同時に進行して製作した2A3パラレルシングルの方が、私には好ましい良い…

2A3C SRPP OTL の製作(1)

★覚えている間に投稿シリーズ★ この投稿は昨年暮れにヤフーブログが閉鎖になり、それまで続けていた投稿が消失してしまったため、忘れない内にと投稿するものです。 2A3C SRPP OTL の製作(1) 写真:当方が自作した「2A3C SRPP OTL」 このアンプは SRPP OTL …

16LU8 SRPP(2)

16LU8 SRPP(2) 写真は改良前の姿、未だ大きい白色フィルムコンを付けているが、これは小型フィルムコン6uFに交換したので、今は取り外している。 最近スピーカが増えて4.8.16Ωインピーダンスが必要になってきました。 4Ωは先にご紹介した「華」 8Ωは…

16LU8 SRPP(1)

16LU8 SRPP(1) 15KY8Aが大変良かったので同じ垂直偏向出力管仲間で三極五極管の16LU8を使ってSRPPを作りました。このアンプは手もとにあり、小型低消費電力なのでBGM用アンプとして毎日活躍してます。 真空管の大きさは15KY8Aより一回り大きい この球にはヒ…

真空管アンプ修理(3) FACEBOOKに先行して投稿してますが(2)以降をまとめて投稿します。 あと少しになりました。 モノーラル:1台(小さい方) ステレオ:1台(大きい方) 6月になって緊急事態宣言が解除され、京都市内にパーツを買いに行くことに。 大阪…

16LU8 SRPP(3)

16LU8 SRPP(3) 自宅にある4/6/16Ωスピーカに使えるようにするため、15KY8A SRPP 2号機 に使った400;16/6/4Ω対応のマッチングトランスに取り換えました。 写真:ARITO'S Audio Labさん製作になるマッチングトランス、特注品です。 <トランスの写真が間違って…

15KY8A SRPP(1)

15KY8A SRPP(1号機) 実はこのアンプは既に嫁入りしているので手元にありません。記憶をたどりながらの投稿です。 そしてこのアンプには2号機があります。1号機に続いて紹介します。 さて一号機ですが、この15KY8(6KY8A)という球、あの超円高時代に米国から直…

50C5 SRPP

50C5 SRPP(4) 写真は測定風景 ブログアップの為再測定した結果です。 製作した当時は、この便利な自動特性測定装置が無かったので、今あたらめて測定してみると少し変なところもありますが。(実は私が見たのも初めて) 上は周波数特性:赤R側特性のつもりだ…

15KY8A SRPP(3) 2号機:タイムドメインスピーカー「華」用アンプ 製作過程を写真で 構想を練る 配置を決める、「GAUFRES」ロゴが残るように回りに部品を配置 薄板の穴あけ加工はちょっしたコツがいる この後電源との接続コネクターはメタルコンセントに変…

15KY8A SRPP(2) タイムドメインスピーカー「華」用アンプ 昨年に縁があってタイムドメインスピーカ「華」が我が家にやってきました。(この「華」についてはタイムドメイン社のホームページやFBの関連ページをご覧いただき、ここでは詳しく触れませんので…

★忘れないうちに投稿シリーズ★ 50C5 SRPP (2) 写真は現在の50C5 SRPP 中央が12AX7、左右が50C5が2本ずつ、白い2個の円筒形は出力コンデンサー:ASCフィルムコン40uF/330Vac、マッチングトランスSANSUI ST-32(350Ω:8Ω)、はシャーシ下についている。再製作初…