真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

真空管アンプ製作2題(24) 16A8(8B8 )DIFpp-2:2台目の製作

真空管アンプ製作2題(24)

16A8(8B8)DIFpp-2:2台目の製作

自家用として製作したこのアンプ、使用真空管

8B8を16A8に、6RK19を12RK19に変更しました。これは手持ち球の出番を作るためです、といっても実際はヒーター配線(電圧)を変えただけです

 

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16A8はTUNGSRAMを8本使いましたが、東芝+松下の混成部隊球では歪率特性が合わないので採用しませんでした。

 

オーディオルームに移して視聴

スピーカー:華+珠(直列にして8Ωで使用)、華と珠のエージングを兼ねてます

 

アンプの最大出力は3.5Wですが、丁度良い音量になって心地よい響きを醸し出しています

 

 

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OPTの上についている「ARITO」マークが横向きになってますが、取り外したアンプから移設してきたものなのでそのままにしてあります。(ご愛敬です!)

 

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回路図ですが先の1台とほぼ同じですが使用真空管名が変わっています、参考程度にご覧ください。

 

 

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本稿はこれで一旦終了します。長らく駄文にお付き合いいただいてありがとうございました。

 

次のテーマに移ります

真空管アンプ製作2題(22) 8B8 DIFpp-2

真空管アンプ製作2題(22)

8B8 DIFpp-2

2台目の製作

 

1台目のアンプか完成して依頼者の下に嫁いで行きました。残る2台目は自家用ですが、真空管を8B8から兄弟球の16A8に、ダンパー管6RK19を12RK19に変更しました。これは手持ち球を活用するためでもありますが、実はヒータ電圧を変更するのみです。

 

写真:左手の実験用アンプからOPTを取外して2台目のアンプに取り付けました。実験アンプには別のOPTを取り付けています。

 

 

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写真:OPTを取り替えた実験用アンプ、これは8B8 DIFアンプとして自家用で使うことに

 

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写真:作業進行中の2台目の本機

 

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写真:9割方配線ができました

 

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真空管アンプ製作2題(21) 8B8 DIFpp

真空管アンプ製作2題(21)

8B8 DIFpp

二匹目のどじょうは?

 

写真:新旧の2台

左:以前に実験用に製作したアンプ

右:今回製作したアンプ2台中の先行製作した1台、これは依頼者のもとに嫁ぎます

 

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昨日、最終特性を測定しようと思ったらPCが不調で測定出来ませんでした、通常測定では確認しています。

2台目の測定までにPCと測定器が直ればその時に再測定しますので、悪しからずご了解ください。

 

最終の回路図:実験機とは少し変わっています、参考程度にしてください。

 

定電流回路は半導体をつかえば簡単にできますが、ここでは真空管方式にこだわってみました。

 

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この後は、残った1台を仕上げますが、こちらは自家用です

 

真空管アンプ製作2題(20) 8B8 DIFpp

真空管アンプ製作2題(20)

8B8 DIFpp

 

動作点検、調整を終わりました。

 

最大出力は 3.5W/1kHz/5% となりました

 

8B8をチャンネル当たり4本使ったアンプですが、差動アンプとしてはこの程度の出力です

負帰還は軽く掛けていますが。元々入力感度が低いので無帰還でも使用できます

 

周波数特性はAritoさん作のOPTが優秀なので全く問題ありません

 

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使用したOPT:ARITO's Audio Lab製 DE-8K7W

 

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エージングを兼ねて試聴していますが、上の10cmスピーカもラクラクと鳴らします

 

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後方左右に見える2個の白帽子の真空管はダンパー管6RK19ですが、これはB電圧の立ち上がりを緩やかにするのに入れてますが音質に対する効果もありそうです

 

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このアンプは自家用ではなく依頼者のもとに行きますが、試作機からOPTなどの部品を流用してもう一台製作しますのでそれを自家用に使います