真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

4P1L パラレルシングルアンプ、ダブル巻線OPTの実験

 

4P1L パラレルシングルアンプ用

ダブル巻き線OPTの実験

 実験中の 4P1L pse 外に出ているのが実験中OPT(50W型)

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パラレルシングルアンプ用に一次側を2重に巻いたOPTの実験です。

今使っているシングルアンプ用ダブルカットコアOPTの製作者である花岡さんがお見えになり、新作のパラレルシングルアンプ用OPTをもって来宅されました。

このOPTはパラレルシングル用に一次側を2個ダブル巻きしたトランスです。

パラレルシングルアンプにする場合、普通のシングルアンプ用を使い、出力管のプレートを共通に結んでOPTに繋ぎます。そのため負荷抵抗は1本の真空管の1/2のインピーダンスを使います。例えば5KΩであれば2本で2.5kΩを使います。

 

小さい方のOPT(20W型) 

 

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このダブル巻きOPTでは、それぞれの出力管のプレートをダブルに巻いたOPTの各プレート端子に繋いで、OPTで信号を合成するようになっています。したがって出力管1本に適した負荷インピーダンスが2巻き線があればよいことになります。

実験に使ったOPTは一次側は5kΩが2巻線、二次側は8Ω一巻線となっています。

 

大きい方のOPT 

 

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