真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

808se製作16

 808シングルアンプの製作15 

配線、部品点検して通電開始

配線もれ2箇所有り

出力管のDCバランスはなんとか取れたが、

CF段6L 6GCのプレート電圧の加減て、電流値を合わすので、ちょっとやっかい、バイアス調整出来るようにすればよかったな〜

 

次は交流信号をいれてACバランスのチェック、

軽くok!と思ってたのが、あにはからんや、信号が全く出ない?LRとも同じ様子❓

 

はてな

 

配線や部品の点検をしたが、異常は見られない。 

 

結果から言えば、5755のソケットピン番号間違いだった。

5755はよく使う12AX7などの双三極管だがピン接続が違う。

むしれ違いがあるのはわかっていたが、間違っていた。    

正しくは 

p-k-g-h-h-g-k-p-h 

としなければならないが、これを

p-k-g-h-h-p-k-g-h

と間違えて配線していた。

これは、全くの思い込み間違いである、それで

5755を3本昇天させてしまった。(泣)

 

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昇天さした5755:3本

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5755の配線をなおして、難なくok!

 

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特性は、歪率はまずまず

フィラメントDCバランスok

入力感度が少し低いが?

軽くNFBを3dbかけてLRch間の感度を合わせた。

周波数特性は

60kHz :-3dbとなったが、その先はピークを伴いながら減衰する

ノイズレベル:0.7mV(808のハムバランス最小値)

最大出力は

L cn:8W   R ch:6.5Wと少し差があるが、これは808の個体差かも

 

オシロ波形  

10kHz頭にリンキングが見られるので、高域補正する必要がらありそう。 

 

Rch

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Lch:波売っている

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エージングを兼ねて、この状態で音楽を聞いてみることに

 

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音には別段変な感じは無い、むしろ、直熱三極管の澄んだキレイな感じである。

 

808が明るく輝きプレートが、ほんのりと恥ずかしそうに赤く染まっている。

 

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RCA 808

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テストに使っているペンタラボ製808

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エージングテスト中、1時間ほどするとRchからポンと小さな音、何か?と思って良く聞くとRchのハムが大きくなっている、何か異常か?  

 

L-R間で球を1本ずつ交換して、最後に交換した5755を交換した時にL側からハムが大きくなったので、5755と判断し、交換してら、後にはハムバランスで無くなり、これが、犯人と断定.

以降、順調に動作しています。 

 

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