真空管アンプ製作回路(39) AL60p
欧州球AL60はその後に続々生まれた名球KT88などのご先祖様と言われる
外観はトッププレートのST管で807とも良く似ている
回路は取り立てて変わったところがないが、使っている真空管は5U8や8B8と普段あまり出番がない球を使っている。これは電源トランスのヒータ巻き線の関係で決めたもの
古典球に属するこの球は、特性にばらつきがあり、15本ほどの中からペアを選んだ
AL60のIpの安定度が悪く落ち着くまでに30分程度を要したがEsgを簡単な定電圧とした効果あったようだ
最大出力は15W
回路図では整流管が5U4GBであるが、後にAL60と同じST管の5Z3に変更した
OPTは京都のオーディオ友HANAOKAブランド・カットコア品で、二次側が特殊な巻き方になっているので、その組み合わせで4-8-16Ωを選択する、通常は8Ωに設定している
このブログ内に製作過程を掲載している