真空管アンプ製作回路(21)6AS7G×4×2 SEPP OTL
21回目となった、しばらくOTLアンプ製作を続けよう
真空管6AS7Gは双三極管でOTLアンプにはよく使われる、本来はDC定電圧制御管
その低い内部抵抗(rp)がOTL回路に適しており、球の入手も容易で製作例も多い
このアンプはOTLを何台か製作してから製作したが、何度か改作している
兄弟球に6080があるが、これまで使った経験から6AS7Gの方が使いよい
この球をうまく使いこなすには、
①プレート電圧を150V以上にしない、出力アップしたいときは球数を増やす
②両三極管の電流差が少ない球、球間の電流差が少ない球を組み合わせる
③通風をよくするため通風穴をあけ球間を広くとる(詰め込みしない)
④ヒータの余熱時間を作る(30~60秒)
⑤調整時、負荷抵抗は16Ω以上でする(16~72Ω程度)
などの注意が必要
注;回路は何度か改造しているので現物と違いがあるかもしれない
メンテのため、今我が家に里帰りしている。