真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

6L6GCppの修理(1)

6L6GCppの修理(1)

OTさんから預かったこのアンプを改修することになった。

自作アンプの様子ですが詳しい来歴が分からないが、OTさんのご友人からの依頼品だそうである。

主な改修依頼内容はOPTの載せ替えで、今ついているものをハモンド製に交換して再調整をお願いしたいとのことであった。

 

写真:やってきたアンプ(真空管は取り外している)

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写真:内部配線の様子、これでは配線図を拾うのは大変なので現物の配線図作成は中止し、当方設計ですることに

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写真:手前の黒いのが交換するハモンドのOPT

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現行アンプは動作するが調子が悪いとのこと

 

OPTを交換するだけなら簡単なのだが、この内部配線では、不調の原因を探すのは大変、いかんともしようがなさそう。やってみれば、結局組みなおしになりそうなので、依頼者に了解を得て前面的に配線をやり直すことにした。

 

そうと決まればバラすのは早いが、部品はできるだけ再利用したいので、注意深く配線ををばらしてゆくと2・3か所不審な点が見つかった。

アンプ製作者には間違いやすいところだが、OPTを載せ替えるので気にしないでバラしてしまった。

 

写真:配線をバラしたシャーシ内部

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改修の方法を検討してシャーシ加工に移る

 

写真:OPT穴、ラグ板取り付け穴や空気穴位置を決める

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写真:スピーカ端子穴の追加加工

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今日の作業はここまで。