真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

12月8日(日)カナックホール開催

真空管アンプの会

参加品 真空管8B8×8 全段差動ステレオアンプ 発表資料

 

アンプ外観

シャーシは料理用アルミトレイを利用

元の8B8ppを改造したが、8B8が4本増えたのでトランスのヒータ容量が不足するため8V3Aトランスを追加した

OPTはArito's Lab製DE-8K7W

8B8が8本も並ぶと見ごたえがある。

(注)8B8はおなじみの6BM8より6BM8安価でヒーター8V管、16A8、32A8などの一族管がある。

手前の4本は増幅回路、後ろの4本が定電流回路

 

ハンドパワーで運ぶのはこれが限界だ~

 

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増幅、定電流回路とも同じ8B8を使っている。通常なら定電流回路は半導体回路にするところだが、ここは真空管式定電流回路にこだわった。

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特性図

上:周波数特性は極めて優秀で、特に100kHz以上に変な凹凸がない

中:通常の10Hz~100kHzではほぼフラットである、これはOPTによるところが大きい

下:歪率は、100,1k,10kともよくそろっている、出力3W付近まで1%以下、最大出力は3.5W。

負帰還量は約5db

(0.25W付近に段差があるのは測定器のレンジ切り替えによる)

 

 

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