真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

真空管アンプ製作回路(35) 8B8/16A8(T)×8 差動アンプ

真空管アンプ製作回路(35) 8B8/16A8(T)×8 差動アンプ

 

今回から普通の真空管アンプに戻るが何か一工夫しているものたちである

 

その最初に登壇するのがこのアンプ

 関西オーディオ仲間のTB氏が熱心に差動アンプを研究されている、先日の会合で10年間同じアンプを改造して追求したが、まだ終わらないとの発表があった。それほど彼を引き付ける魅力ある差動アンプとは?

 

 5年ほど前に、そのTB氏の影響を受け、差動アンプを作ってみようと計画したのがこのアンプ、実験のつもりですでに製作してあった8B8ppを改造した。

 出来上がったアンプを聴いてみると、なかなか良い感じで前の普通のプッシュプルよい良い音だと感じた。このアンプは実験的に改造したので、電源回路が容量不足なので長時間使うと電源トランスがギリギリでチンチンになる

 

しかし結果が良かったので、ちゃんと作ってみようとしたのが、掲載の回路図である。これには、兄弟球16A8をつかってみた

 

この定電流部分は半導体を使えば簡単であるが、あえて真空管式にしたところがみそ!

 

出来上がってみるとMT9ピン管とはいえ、8本使いのアンプの姿が大変貫禄あるように見えるから不思議だ・

 

回路の簡単な説明

上半分は普通のプッシュプルアンプ部

中央が定電流部

下が電源部(電源トランスは特注品)

のステレオ構成となっている

 

電源は±240V、プラス側をアンプ部に、マイナス側を定電流部分に使った

整流後にダンパー管を使って電圧の立ち上がりを緩やかにしているが、このダンパー管もアース側に入れた。これは電源投入時に短時間であるが500Vほどの電圧が上下球間にかかるから安全策である。

 

差動アンプの音が良いのは、出力段がA級動作だからと考えらるが、最大出力が小さくなるのが惜しい。

この最大出力は3〜4Wだったかな。

もう一つ上げるなら、使ったOPTの特性の良さによるところが大きい、

 

注)8B8/16A8はよく知られた6BM8にヒータ電圧違いの球

 

<このブログ内に製作記事があります>

 

 

写真:新作8B8/16A8(T)×8 差動アンプ

これは、8B8が1台、16A8を1台製作

8B8アンプはオーディオ友NY氏の下へ嫁ぎ

16A8は拙宅で現用中

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実験製作した8B8(T)×8 差動アンプ

これは手元に残してある。

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