真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

SANSUI AU-111 修復(3)

SANSUI AU-111 修復(3)

メインアンプ部の点検

要所にテスターをつないで慎重に通電、動作を確認します

最初に電源を入れるのには緊張しますが、b電源電圧を監視しながらスライダックでAC100Vを徐々に上げてゆきます。

他の個所も煙などが出ないか注意しながらやります

 

心配していた様なことはなく無事に働きました

 

写真:出力管6L6GCのカソード電流を測定しています

 

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メインアンプだけでざっと特性測定して問題なさそう でした、ヤレヤレです

 

一通りの点検を終わりました

 

回路図と現物を見ながら交換部品の注文をします

コンデンサー類は、チューブラ型オイルコンデンサー、チューブラ型ケミコン、電源用のブロックコンデンサー、などです。

抵抗類はほぼそのまま使います。

 

ケミコンは現物と同じものは少ないので多少違っても近い容量値のものにしますが、最近は両リード型ケミコンーが無くなっているので手当てに苦労します

オイルコンデンサーは、フィルムコンデンサーに交換します、これは耐圧が高くても良いが容量を合わせます

電源用ブロックケミコンはほぼ同じものを購入しましたが、内1個は5端子あり容量種類が4個入っています、最近はこのようなケミコンは無いので後の2個はチューブラケミコンで補うことにしました。

 

 写真:2回に分けて入荷した主要部品(他のアンプに使うものもある)

これ以外にフィルムコ、ダイオードなおは在庫部品を数点使います

 

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これから取り換え作業をします