真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

COUNTERPOINT SA-4 6LF6×8 DC OTL AMP(3)

COUNTERPOINT SA-4

6LF6×8 DC OTL AMP(3)

最初に点検した方を1号機と呼ぶようにします、写真は1号機のものです

 

シャーシ内部の全体配置

 

修理方針検討

修理に当たって、通常は現物に電気を入れて故障状況を確認するのですが、かなり長期電源を入れてないとのことだったので、先に壊れてそうな部品を交換することにしました。

また、ケミコンの頭がふくれているなどが散見され、強烈に発熱する6LF8が8本使われている割に排熱対策が不十分なことが予見できました。

 

取り外す前の内部の様子

電源部分基板:写真ではわからないが下にある黒いケミコンの頭が膨らんでいる

 

出力管付近

発熱源である6LF6の直近に付けられているケミコン、下の基板は増幅部

 

電源ケミコン

大きなケミコンが3個使われている。測定したが容量抜けはなかった

 

先人の知恵を借り、現物を見ながらこの難物のDC OTL AMPの修理方針を検討します

 

保護リレーの事故

右中央6LF6の間にリレーが見えるがカバーが熱で「ぐにゃ」となっている

 

増幅部基板


こんなところについているケミコン!

 

中継版

ヒータ配線など太い配線と基板の中継に使われている(実に使いずらい!)

 

基板三種類

 

真空管 12AX7 6FS5 6LF6

最初に点検した1号機には改良された6LF6が使われている

 

交換部品を決め、購入手配しました。