2A3seの修理(1)
真空管アンプの修理はいろいろなアンプを知る機会にもなって大変楽しいものです
EL34ppの修理が終わったので次はこの2A3se
FACEBOOKが先行してしますがこちらにまとめて掲載します
かなり年期の入ったこのアンプ、マイナス頭の旧JIS規格ねじが多用されているので、昭和30年代の中頃の自作品と推定、半世紀以上も前のものではないか。
OPTにはTANGO Uー808、PTにはMS-250が使われているが、この頃すでにTANGOでは作られていたようだ
2A3はH型プレート、メーカ名は無い、整流器は当時よく使われたオリジン電気の丸型シリコンダイオード
後に手入れわれたようすがあり、電源ケミコンや結合コンデンサー類は交換されている、トランス類は錆はほとんどなく保存状態は良かった模様
依頼者NM氏は中古品を手に入れられたようですがノイズがでて調子が悪いとのことでしたが、この様子を見ればそれは良くうなずけます
回路は6BM8の2段増幅で2A3をドライブした三段アンプ
修理方針を打ち合わせて結局全面的に組みなおすことにしました、
そうと決まれが解体は早いですね
真空管も新品に交換するべく準備
解体前に回路図を拾いましたので掲載しますが、間違いもあるかもしれませんので参考程度に