真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

真空管アンプ製作回路(53) 21GY5×8×2 OTL-PTL

真空管アンプ製作回路(53) 21GY5×8×2 OTL-PTL

ここから、最近製作したものを含めてOTLアンプを中心に記載します。これまでにこのブログ内に製作過程を掲載してますのでそちらもご覧ください

 

このアンプは足掛け5年くらいかかっているが、まだ未完成、現時点までの回路を掲載します

注:PTLはパワートランスレスの意味で具体的には電源トランスを使わないアンプのことを指す

PTL方式のOTLアンプは過去に3台製作したが、一つの理想形を考えて試作しているので現時点では一応の完成をみているが、あと一息の改造が出来ていない

 

使った球は、円高時代80円台に米国から輸入したもので、当時@1$(送料別)だった。このアンプには全部で20本使ったので、2k円に満たない。80×20=1600円

今から思えばよく買っといた。

最近、このショップで幾らになってるかとみたら

@3$に、円安になりで随分高く感じる。   

3×150=450円、買ったのが80円とすると、5.5倍ほどになる。

実験アンプとしては、安上がりで、高性能だ。

 

試作の狙いは

①電源はAC100Vから得られる電源で構成する,

(これは後に絶縁トランスを使うように変更してからAC120Vから得られる電源に変更した)

②増幅段はトランスレス用の球、出力段は中型水平偏向出力管を使う

③出力管は電源接地方式とする(DCもれ検出回路が未完成)

④回路は出来るだけ簡素にする

⑤大型ケミコンを使う

⑥使用上の安全性に配慮する

など、したがって製作途上や一旦出来上がってから改造修正している。

 

現時点のアンプ部回路図の簡単な説明

初段は21LU8の三極部をSRPPにして、位相反転段は五極管部分を三結で使いパワー管ドライブのような形にしている。打消し回路は簡単なケミコンによるブーストラップ型で出力段へ信号を送り込む。出力段は21GY5( T)を8本使っている

スピーカ出力回路は、スイッチとタイマーで安全を計っている。(なおこの回路にDC漏れ検出回路をつけて万一スピーカにDC漏れがあった場合はシャットダウンするようにする予定)

 

主電源は当初AC100Vから得られるDC±120Vにしていたが、投入した物量のわりに出力が小さかったので、実使用時は絶縁トランスを使うなら、その絶縁トランスのAC120Vから得られる155Vを使うことにしてパワーアップを計った。

 

 

 

電源回路の簡単な説明

①使う球はTVトランスレス用21V450mAシリーズ球で21LU821GY5の4本を直列につないでAC100Vこれを2系統にして使用し、それをL/Rステレオ構成している。これでヒーターはAC100Vから点火できる(後の改造でAC120Vから点火に変更した)

 

②出力段電源はAC100V(後に120Vに変更)から半波整流して得られる±120V(155V)を中心に、350Vとバイアス電源を得ている

 

 

写真:試作実験機の本機:大きさの割に軽い

 

と言うことで未完状態であるが、あと出力段DC漏れ検出回路を付けて完成に運びたいと思っている

その時点で採取データを確認したいと思う  

 

最初の頃


f:id:arunas001:20240114221234j:image
f:id:arunas001:20240114221250j:image

 

大型電解コンデンサ4個に変更、タイマー②個使いに
f:id:arunas001:20240114221230j:image
f:id:arunas001:20240114221238j:image
f:id:arunas001:20240114221243j:image 

DC漏れは無さそう

出力DCバランスは安定している 

スピーカーを繋いで試聴
f:id:arunas001:20240114221246j:image  

今はこのようになっている

最大出力は20W/8Ωだったかな?


f:id:arunas001:20240114221253j:image