真空管アンプ製作回路(48) 26HU5(T)×6×2 OTL MIYAZAKI's
私48歳のころ、人生に大きな転期があった。27歳から事業を始め夢中で20年間やってきた。その間オイルショックに始まり半導体不況、円高不況など度々の不況嵐にもまれながら、オーディオどころでは無かった時代が続いた。
そして、ちょっと一息ついたころMJ誌に連載されていた宮崎氏の「OTLアンプ研究シリーズ」であった。ちょうど連載が始まったころで、若い頃に作りたいと思っていた25E5を使ったOTLであった。
それから35年、宮崎氏の記事を勉強しながらOTLアンプに取り組んできた。またMJ誌上では加銅氏が積極的にOTL製作記事を発表され、それも大変勉強になった。
MIYAZAKI式と呼ぶ真空管OTL完成型として製作したのがこのアンプ、MJ誌に発表されてから、製作までに年月が経つが、部材の調達に時間がかかったから。幸い電源トランスが入手できたのを機会に製作に踏み切った。
ということで出来上がったのがこのアンプ
しかし、出来上がって間もなく、待ち受けていたように、是非にと乞われて嫁いで行ってしまった。
製作回路は宮崎氏発表の回路そのまま、デッドコピー
