真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

ETONE 6336A OTL の修理(2)

ETONE 6336A OTL の修理(2)

今朝、昨夜の状態で通電。

DCiバランスはとれるが、DCvのバランスが悪く20Vほど+側が高くなる。したがって出力DCバランスが悪くなる。

...

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これは6336A の各ユニット間、球管の特性バランスが悪いからで、4本特性の揃った球でないと解決しない。

DCバランスをLUX型のように改造すれば良いのだが、思案のしどころ。

手間でも6336A を単体で測定してみるかな?

しかし、困った事が一つあり、6336A のプレヒートがない。そのため、電源投入時に6336A のIP立ち上がりにバラツキがあると、早く立ち上がった球に電流が集中してしまう。
これは、6336A OTLでしばしば経験したことで、フレヒートを十分しないと、一つのユニットや球に集中してしまう。

6336A マニュアルでは30秒以上フレヒート時間を規定している、

あらかたの予備テストができたので
Ip=100mA(1ユニットあたり50mA)
で本格的に電流を流してみることに。。

 

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