真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

2A3C SRPP OTL の製作(1)

★覚えている間に投稿シリーズ★

この投稿は昨年暮れにヤフーブログが閉鎖になり、それまで続けていた投稿が消失してしまったため、忘れない内にと投稿するものです。

2A3C SRPP OTL の製作(1)

 写真:当方が自作した「2A3C SRPP OTL」

このアンプは SRPP OTL アンプとしては最も大作となったアンプです。写真は最近写したもの。

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このアンプのモトになっているのは、武末数馬氏の名著ラジオ技術全書005A「OTLアンプの設計と製作」の巻末に「著名アンプの回路と解説」「6.STEPHENS社の2A3×4 SEPP OTL アンプ(P-505)」として掲載されています。

写真は新版が発行された同著の表紙(旧著はボロボロになったので廃棄処分して新版を買った)S47.11.20増補第一版の新版

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この「STEPHENS社 2A3 SRPP OTL」は、当時日本にも輸入されたようで本アンプ自作当時に記載したヤフーブログにはその写真を掲載しました。が、消えてしまったのでモトネタを探していますが見当たりませんので出てきましたら掲載します。

 

2A3を使ったアンプはこれまでにプッシュプル、シングル(モノ2台)を製作していました。丁度その頃300Bそっくりさんの2A3があることを知りました。これは今でもPSVANE社から、2A3Cとしてペア@15K(CCI社価格)発売されています。

 

何時か作りたいアンプの一つでしたが、当時はまだこの2A3CはなくCHAINA製2A3が安価に出回り始めたころで、様子見に2A3ppアンプに使ってみようと買ったのですが、全然だめでしたのでそのまま倉入りになってしまいました。(まだ倉庫に残っているかも)

その後CHAINA製真空管も次第によくなって、今日では一定の評価を得るようになってきたのはご存知の通りです。

 

アンプの本題の戻って

上記の回路図にもあるように、このアンプの負荷抵抗は500Ωと指定されていますので、当時発売されていたマッチングトランス「TANGO FW-50-600」を買ったまでは良かったのですが、仕事の忙しさに紛れてそのままになって時間だけが過ぎてしまいました。

そして300Bそっくり2A3Cがあることを知ってから再び製作意欲がよみがえってきました。

 

注:「2A3 SRPP OTL」で検索していただくと当時ヤフーブログに投稿した画像の一部がでてきますのでご覧ください。

 

https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&gdr=1&p=2A3+SRPP+OTL

 

当時の試聴風景

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この頃のスピーカはaxiom-80、BL-25(BETA-10)を使っていたのが懐かしい!。

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