21GY5 OTL の製作(4)
⑯6080/6082 池田式低電圧ゼロバイアス方式OTL
通常電圧で使う選別漏れの球を使ったアンプ
OTLには球の選別が不可欠ですが、選別外球はほとんど通常電圧では使いずらいが、+-24Vの低電圧ゼロバイアス方式では全く問題なく使えるからありがたい
24Vスイッチング電源を2階建てに使用し、最大出力は3W程度だったかと思う
シャーシはおかきの菓子缶を利用した
このアンプもオーディオ友のもとに嫁いでいる
⑰6C33C 池田式低電圧ゼロバイアス方式OTL
⑯と同じ低電圧ゼロバイアス方式、6C33Cを選別した後の残り玉や片側のフューズ断線球を使うために製作したので廃物利用OTLアンプ、これで使えないと思っていた球が再び使えるようになった。最大出力は約3W、さすが6C33Cである、普通のスピーカーを鳴らすには音量の不足は感じられない堂々とした鳴りっぷりだ、ヒータも24Vスイッチング電源から点火
⑱16LU8 SRPPOTL
SRPPアンプは出力トランスOPTを使わないのでOTLアンプである。スピーカとのマッチングのためマッチングトランスを使用する
最大出力は3.5W/350:8Ω
⑲15KY8A SRPP OTL
⑯と同じ方式で製作した、音はこちらの方が気に入っている
最大出力は3W/350:8Ω
⑳15KY8A SRPP OTL
タイムトメインスピカー「華」専用アンプ、これは⑲と同じであるが華専用アンプとして低域を多少カットし、マッチングトランス600:4Ωでスピーカインピーダンス4Ωに合わせている
シャーシは「華」に合わせて円形の菓子缶を使った、下が電源、上がアンプとなっている、今はTV専用で使っているが、TVの音がびっくりするほど良くなり大変気に入っている
番外:最新作2台
左:7695(P) SRPPOTL:低域用
右:15KY8A(T) SRPPOTL:高域用
BETA10-W用に製作した最新の作品、これに使った木枠はwoody&Allenさんの製作、
マッチングトランスはARITO’s AUDIO Labさん製作になるのもを使っている
スピーカBETA-10Wはフルレンジによる2ウエイスピーカで、上が高域、下が低域、クロスは800Hzにしているが、通常は直列にし16ΩでOTLに使用している