MIYAZAKI 7242 OTL の修理調整(1)
12月1日から、7242OTLの点検をはじめました。
底蓋をはずして中身を見ましたが、かなり年が経っており、また、後にオリジナルでないところも見受けられます。半田付け不良もありそう。
テスト的に小出力で聴いている時には気が付かなかったが、特性測定するとDCバランスは何とか取れているようであるが、とんでもないことになっているではないか!
最大出力は2Wほど、歪み率は0.5W/8Ω???
調べてみると7242カソード抵抗3w1Ωが飛んでいるところがあった。
写真:カソード抵抗を5W1Ωに交換中、しかしこの配線は、合理的だが上手とは言えない、いたるところで・・・
写真:取り外した7242カソード抵抗、12本中6本が飛んでいる
抵抗を取り換え、12AX7、12BH7A、12BY7Aを選別してようやく順調に動き出したが、最大出力は12Wしか出ない?!
もう少しで出るはずだと思いながら・・・
そして、順調に動き出したのにいろいろなぶっているうちに7242電流測定用抵抗0.5Ωがパンクしてしまった(泣)
写真:1本は明らかにパンクとわかるが後の1本はテスターで計ったが無限大
3w0.5Ω抵抗だが手持ちが無くて10w0.5Ωに交換したが、ここはあまりW数の大きなのを使いたくないが
しかし、貴重な「7242」が飛んでしまったか!落ち着いて調べてみよう、アンプがバカ重いので作業は大変だ!