AL60/CV9ppの製作(4)
通電、調整
OPT周りの配線:配線が未だのところを追加
OPTの二次側は特殊な巻き方になっているので、端子盤に一旦中継しスピーカ端子に出します。スピーカインピーダンスに合わせて端子を繋ぎ変えます。ここでは8Ωにしています。
使っているここに線はカテゴリー6のLANケーブルです
慎重に通電、只今ヒーターエージング中、長年の眠りから目覚めさせています。
配線チェックで間違い2箇所、配線忘れ2箇所ありました。
ようやく出力段が働くようになりました、動作チェックはおおむね順調です。
テスター4個を動員して主要箇所の電圧を監視しながら進めます
概ね予定の動作になりました
未だノイズレベルが高いので考え中
5/6U8をアンプにつかうの初めてなので、ちょっと戸惑ってます。球によっても増減し、カソードにパスコンをいれなかったのでヒーターからの誘導ノイズかも。
AL60は古い球なのでゆっくり時間をかけてエージングします
左テスター:Ep=420VとなりAC100Vライン電圧が5Vほど高くなるのでB電圧も高くなる
試聴中
AL60 Ek=29mV/1Ω:29mA
試聴中
動作状態が落ち着いてきたので、エージングを兼ねて試聴してます。
AC100Vラインに繋ぐとEbは約425V、Ik=30mA前後となります。
第一声
試聴位置でハム音は気になりませんが、
ペントード管の硬めの乾燥したような響きからはじまりました。
何十年振りに働いてでてきた音だからしばらく様子をみよう
夜9時、夕食後からきいてますが、大分良き響き、豊かな音になってきた。
電流も安定しているので、Ik=35mAにして試聴継続中、
極力配線をLR、ppの上下を分離した効果はあったかな?
電源線、アース線もLR、pp上下を分けたが。
ステレオ感や前後の奥行き感はよく出ているように思える
スピーカーはPAX-30Fと平面バッフル
自画自賛になってきた。
真空管の明かりは心を和ませる
電流が落ち着くまでしばらくエージングします