真空管アンプ製作回路（13）JJ-2A3-40s mono JJが発売した大型2A3管、一説によると300Bのヒータを2A3仕様にしたものらしい。、 2A3-40 と2A3の大きな違いは、2A3-40は最大プレート電圧450Ｖ、プレート損失40Ｗと300B並になっていること、詳しくは規格をお調…

真空管アンプ製作回路（12）4P1L(T)ps ステレオアンプ 直熱管4P1Lをパラレルシングルにして製作した。ノンNFB、直結、ダブル巻きシングル用OPTを使った。 真空管をパラレルシングルで出力管にする場合、どこかからパラレルにするとよいのか？最初は普通に真…

真空管アンプ製作回路（11）50L6×16×2CH OTL-PTL 50L6はラジオの出力管として活躍した球で、我が国のOTL初期にはよく使われた模様。 武末数馬著「OTLアンプの設計と製作」巻末に冨田義和氏の製作例が掲載されている この真空管50Ｌ6NEC製を多数入手したので…

真空管を多数並べた、フッターマンH-1型 12B4A×16 OTL mono 2台 NEC12B4Aが50本ほどまとまって買ったので作った。 球数が多いので、出力管はカソードホロアでドライブしている この回路の元はフッターマンH-1型だが、RG誌に発表された黒田徹氏のものその他を…

真空管アンプ製作回路(9) 833Ase この筐体は関西のオーディオ友「自作の友」さんの製作になるもので、真空管オーディオアンプとしては大型パソコンのような大規模なつくりとなった。 出力管は放送局用の送信管833A/Cであるが、オーディオ管としては巨大であ…

真空管アンプ製作回路(8) GM70pp 100W ロシアの巨砲、前回に引きつずきGM70を使ったppアンプ 作ったのは良かったが、電力は食うし発熱は膨大、OPTが重い、大きいなどの使いにくさがあるが、出てくる音は特級、豪快と繊細を併せ持つ、自作とは言え素晴らしい…

真空管アンプ製作回路(7) GM70se ①ロシア球GM70は845や211などと並び称される直熱送信管、トリタンヒーターが明るく輝く魅力ある球だが発熱がすごい ②昨日の（6）12E1を大改造して製作したが、シャーシが狭すぎてヒーター用スイッチング電源が取付けられなか…

真空管アンプ製作回路(6) 12E1(T)se 300Bもどきアンプ 何年前だったかな？手づくりアンプの会関西支部例会に300Bもどきアンプとして参加した作品 その後大改造して「GM70se」に姿を変えて現存している 300B似？の12E1の三結特性はこちらにあります https://t…

真空管アンプ製作回路(5) フッターマン型 40KG6A(P)×2×2CH OTL ①製作後に改造しているので現物と少し違いがあるかもしれない ②6ANB部分はH-2型、40KG6A部分はH-3型のような構成 ③出力段40KG6AはEp

真空管アンプ製作回路(4) 15KY8A SRPP 回路簡単、製作組立調整楽ちん、音もよい ①15KY8Aは安価で音がよくなかなか良い球 ②増幅三極部と出力五極管部分を三結にしてダブルSRPP（W-SRPP）構成にした。この三極部はμ＝64と高くてSRPPには丁度よい ③回路簡単、製…

真空管アンプ製作回路(3) 35FV5×6 OTL mono 35FV5(PL136)は欧州系の水平偏向出力管で松下電器製、よく知られた25E5を大きくしたような球で茶色べースのかっこいい球 ①出典はMJ誌2004/09加銅鉄平氏発表記事26HU5 OTL ②前段が強力なので出力管はほとんどのOTL…

ケミコンレス・ オール直熱管 12Ase 並四ラジオの音 このアンプはすでに嫁いでいます。 写真が出てきたら掲載します

真空管アンプ製作回路 これまでに自作した真空管アンプの回路を順次掲載（）します。 簡単な回路説明を記載しますが、詳しい説明や製作過程はこのブログ内に記載していますので参照してください。質問などありましたら本欄へ投稿してください。 （１）JJ-2A3…

50C5(T)×4×2 P-SRPP 製作構想 予定回路 今回の製作に当っては可搬性も考え、重い電源トランスを使わないトランスレス(PTL)としました。 若いころに作ったのもトランスレスでしたから、原点に戻ったとも言えますが、初作品では、予算の関係でPTLにしましたが…

手作りアンプの会関西支部、2024年春の試聴会参加作品の構想です。 50C5SRPPが大変良い結果だったので、パワーアップして製作します。 パワーアップする理由は、会場が広いので小出力より少しでもパワーアップして臨みたいと思ったからです。 それで、 50C5 …

真空管アンプ製作メモ 真空管アンプ製作メモ(10) 真空管パワーアンプのアースの取り方 https://blog.hatena.ne.jp/arunas001/arunas001.hatenadiary.com/edit?entry=26006613716942132 真空管アンプ製作メモ(9) 真空管パワーアンプのアースの取り方 https://…

真空管OTLアンプの製作調整についての経験則いろいろ ☆必ず成功するOTLアンプの製作・調整法☆ 心得：真空管OTLアンプの通電・調整はのんびりゆっくり 1.出力管の選定 電圧制御管（レギュレータ管） 6080/6082 6AS7G 6336A/B 6C33C-B 6C41C 6C19P 7241/7242 1…

1台ずつ点検整備してヤフオクにもどします。 2A3シングル 手入れ状況：配線整理、部品交換一部、2A3交換 状態：中古動作品、最大出力3.5W 主な使用部品： アウトプットトランス：東栄 B-2.5kΩ-3.5kΩ 電源トランス：春日無線 KmB280F チョーク：春日無線(推定…

中古品4本の特性測定 オーディオ用真空管マニュアルから引用 デジタル時代の真空管アンプから引用

参考資料 ラジオ技術誌1963年5月号p178〜

808シングルアンプの製作15 配線、部品点検して通電開始 配線もれ2箇所有り 出力管のDCバランスはなんとか取れたが、 CF段6L 6GCのプレート電圧の加減て、電流値を合わすので、ちょっとやっかい、バイアス調整出来るようにすればよかったな〜 次は交流信号を…

808seの製作15 毎日少しずつの作業で、出来上がってきました。 組立配線が、終わって一旦休憩し、旅行から帰ってから再開します。 出力管808 配線状態、キレイではありませんが、 真空管を挿して 5755-6L6GC-808の構成 メーター周り、ジャンクで買ったメータ…

808seの製作 あと少しです、808周りのキャップなど 真空管を挿してみました。 失敗！ メーターが300mAと思っていたのに300mVだった！ 自分の思い違いですね、10Ω抵抗を付けよう。 1時間ほど残業して、808のキャップ取り付けなど、最終配線ができました。 め…

6336A/Bpp製作構想 2007年ころに製作した6528Appの回路図 OTLアンプの発想で回路設計しました。 6528Aは6336Aのハイμ管ですが、 出力管は6528Aと6336Aを想定して増幅段は6336Aにも適合するようにしています。 今この回路図を見ると出力管が自己バイアス動作…

808seの製作13 OPT周りの配線ができました。 このOPTは4-8-16Ω巻線が特殊な巻き方になっているので複雑な繋ぎ方になります． あと少しです。