真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

マッキン4D32ppの修復(2)

自作4D32 se

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私の自作4D32シングルアンプ、以前にMJ誌渡辺直樹氏の製作記事や宍戸公一著の「送信管によるシングルアンプの製作集」p- 252〜 に記載されている記事を参考に製作しました。

回路設計で留意した点は

4D32のEsgの安定化電源の採用とEpの立ち上がり遅延対策でした。

Esgは6EM7+VR150GTで安定化

Epはシリコンダイオードでブリッジ整流し、タイマーでダンパー管42EC4×2のヒーター立ち上がりを遅延してEbの立ち上がりを緩やかになるようにしました。

そのため、電源が大層な構成になり、シャーシ右半分を電源部が占めることになりました。

私が4D32を使ったのはこのシングルアンプが、初めてでした。

気合いを入れて作りましたが、時々トラブルに見舞われ、パスコンがパンクしたり、球が暴走してダメになるなどが続きました。

 

この続きの話しは4D32pp の後に続きますのでしばらく中断します。

 

マッキンの古い4D32ppアンプは私にとって大変興味深いものでしたから、修復を引き受けることにしました。