マッキン4D32ppの修復(9)
緊張の通電、しかし心配することもなくすんなりと動作した
波形観測
事前に調べてあった抵抗値変化の大きいのを取り替え、コンデンサーも取り替えることに。
取り替え品のビンテージコンデンサー
改造の様子
問題はこれだった。
動作はしているが最大出力30W程度と思っていたより少ない。
OPT二次側のインピーダンスが違うのではと思い、二次側と思われる端子板のタップを変えながら最大出力を調べると、左から4番目の端子で負荷8Ωで最大出力60Wとなったのでここを8Ωと推定した
端子の並び方から見ると4,8,16、x1、x2・・・
と考えれば妥当な位置かもしれない
当初は右の10番端子に繋がれていた。OPTの詳細が分からないので10番目はXΩ?、これは手探り状態でした。
なんとか動作するようになったので正常な位置にして動作再確認した。出来上がってみると往年の姿を彷彿とさせるたたずまいに見える
コンパクトな筐体の中によくぞ詰め込んであり、回路も簡単で、どんな音が出てくるか楽しみである。