真空管アンプ製作

真空管アンプの自作記事です

2021-01-01から1年間の記事一覧

真空管アンプ製作3題(4)

真空管アンプ製作3題(4) ②8B8×8 DIF mono 2台 伏型トランスの角穴があきました 片側なほぼこれで穴あけが出インした 明日は2個目のシャーシを同じようにをあけます

真空管アンプ製作3題(3)

真空管アンプ製作3題(3) ①フッターマン H-2 OTL 6C19P×8 mono 2台 シャーシ穴あけ加工ができました。3日間で出来たら早いものです。 雑な空け方ですが、部品が付けば隠れてしまうのであまり細かいところには気を使いません 後は地荒らしして塗装します 明…

真空管アンプ製作3題(2)

真空管アンプ製作3題(2) シャーシ穴あけ加工をはじめました ①フッターマンH-2 6C19P ×8mono OTL ①②③とシャーシ5個分の穴開け作業があり、先が長いので今日の作業はここまでにしました 今日は折から猛暑が影を潜め、汗もかかないで済んだのが助かりました。…

真空管アンプ製作3題(2) シャーシ穴あけ加工

真空管アンプ製作3題

真空管アンプ製作3題 暑い日が続いてましたので工房での作業を中断して階下の居間で出来る作業をしていました。 気温が低下し少し涼しくなってきたので工房のエアコンが効きやすくなったので今週から工房の作業に戻しますが 次のアンプ製作の準備です ①フッ…

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(5) 修理ができました。 只今試聴中 シャーシ裏:線の回し方を少し変更している 真空管ソケット、抵抗1本、VR2個、RCA端子交換 無事に直りました(完)

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(4)

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(4) 50CA10が1本不調と判断して2本買って交換したところ、全く同じ状態に! これは困った!!! 詳しく調べたところ、何とDCバランス用VRの配線間違いとわかった。これは、VRの①②③端子の内①-②間がはんだ付けされていてショート状…

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(3)

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(3) 、 写真:点検中 今日は日曜日なので午前中の作業にしようと朝から通電チェック開始 最初にLCHの出力段DCバランスのチェックしたが、50CA10の1本が調子悪くもう一方の半分ほどしか電流が流れない、いろいろ調べたが、球を差…

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(2)

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(2) 写真:トレイの中は交換した部品 今日は真空管ソケットを取り替えました。ソケットはかなり痛んでますので取り換えないとノイズやトラブルの要因になったり真空管を痛めだりします。 真空管ソケットは配線を間違えない様に1…

LUXMAN MQ60 修復(1)

LUXMAN MQ-60 50CA10ppの修復(1) MQ-36のメンテナンスが終わりましたので、続いてMQ-60にとりかかります。 一度メーカーメンテナンスしてある様で、ペラペラVRやカップリングコンデンサなどは交換してあります。 長期間お使いになってない様子で、内部は…

LUXMAN MQ-36 修理(2)

LUXMAN MQ-36 修理(2) 写真:メンテナンスが終わって連続テスト中、ファンで上向きに排熱していますが、どこまで効果あるかな? MQ-36のメンテナンスは難しいですが、その大きな原因は出力管6336Aの特性のばらつきが大きいためではないかと思われます。 も…

LIXMAN NQ-36 修理(1)

LUXMAN MQ-36 修理(1) NY氏から依頼があった2A3シングルアンプの修復が終わりましたので次のMQ-36の修理に取り組みます 写真:MQ-36(カバーは外してある) このMQ-36はSK氏の下に嫁いでいたもので、先日お使いになっていたところ6336A一本のプレートが赤…

2A3se修理(7)

2A3se修理(7)最終 今朝から、特性測定しながら調整、 NFBを軽く3.5dbかけてざっとの結果 F特は10Hz付近に1dbほどの盛り上りがあるが、高域は80kHz付近までのびている。 方形波はややオーバーシュートが見られるが、いずれも問題ない範囲、 最大出力は4.5W…

2A3seの修理(7)

2A3seの修理(7) 配線ができましたので、チェックし通電テストしました。 シャーシ上面:部品はすべて付きました。 シャーシ裏の配線の様子 通電テストを始めました テスター電圧:順調です 左からL側2A3カソード電圧、R側カソード電圧、B電圧 信号を入れ測…

2A3seの修理(6)

2A3seの修理(6) PCが不調なのでスマホからアップしました。 トランス類を付けて大分できてきました。あと少しで配線が出来上がります。 あと、OPT、PT周りの配線が残ってしまいました。続きは明日に!

2A3seの修理(5)

2A3seの修理(5) 今日は終日雨模様で時には激しく降り、京都市の避難情報が何度も携帯に入って落ち着かない一日でした 今日は増幅段の配線でしたが、作業が中断されて残してしまいました。 写真:増幅段が7割ほどできましたが・・・ 写真:クローズアップ 続…

2A3seの修理(4)

2A3seの修理(4) しばらく止まっていましたが、今日午後から再開しました。部品取り付けがほぼできているので配線作業に進みます。 シングルアンプなので配線は早くできますね、最近OTLなど複雑な配線が多かったので、なんだかあっけない感じがしますね。この…

2A3seの修理(3)

2A3seの修理(3) 部品取り付け 真空管ソケットは4個とも新品に交換 スピーカー端子新品ジョンソンターミナル6個、ラグ板類、ACスイッチ、ゴムブッシュ8個を新品に、再利用品はPLランプとフューズホルダー、ホーロ抵抗10W750Ω2本 配線作業の準備ができました

2A3seの修理(2)

2A3seの修理(2) 追加穴加工と塗装の準備 追加穴加工はちょっと見たのではわかりませんが、数か所追加、開け直し、この後、水洗い、乾燥、塗装と進めます 気温の低い早朝にシルバー色のスプレー塗装、汚れが隠れて綺麗になりました。 丸2日間ほど天日乾燥 部…

2A3seの修理(1)

2A3seの修理(1) 真空管アンプの修理はいろいろなアンプを知る機会にもなって大変楽しいものです EL34ppの修理が終わったので次はこの2A3se FACEBOOKが先行してしますがこちらにまとめて掲載します かなり年期の入ったこのアンプ、マイナス頭の旧JIS規格ねじ…

サウンドパーツ社製 EL34ppの修理(3)

サウンドパーツ社製 EL34ppの修理(3) 無帰還でこの特性は素晴らしい! 特性測定風景 ①:試験アンプ、②ダミーロード&出力計、 ③:ディスカバリー&アダプター、④:PC 狭い卓上なので混み入っているが、この測定システム系が整ってから測定が随分楽になった …

サウンドパーツ社製 EL34ppの修理(2)

サウンドパーツ社製 EL34ppの修理(2) 修理内要としては、電源回路を元の整流管CV378/83Vを使うように復元したのと、OPTのB電源をつないだのみで他のところには手を付けていないが、半田付けがいささか心もとないところが数か所あり手直ししたが、1箇所半…

サウンドパーツ社製 EL34ppの修理(1)

「OTL-3M/R」がヒータトランスの事故で一服しているため、その間の時間を見て預かっているアンプ2台の修理をします。 サウンドパーツ社製 EL34ppの修理(1) 最初はサウンドパーツ社製EL34ppの修理 このアンプはサウンドパーツ社のキットを、依頼者の知人が…

トランス類の棚卸し(2)

トランス類の棚卸し(2) 昨日、今日は作業を休みましたので在庫トランスの棚卸をしました。 工房の机の下にある在庫トランス類、写真が暗くてわかりにくいですが、ここには大型ケミコンなどもあり、おそらくトランス類は重量級OPT、PTなど大中小合わせて約50…

トランス類の棚卸し

トランス類の棚卸し これで全体の半分ほど 写真:トランス在庫➀ 部屋の整理ついでにトランス類の棚卸をしました。この20年間ほどの間に買ったもの、いただいたもの、などが随分溜まってしまいました。既に使ったのも随分ありますが。 この写真以外にも、別の…

8B8 真空管式差動アンプ

8B8 真空管式差動アンプ 8B8を8本使いました。8B8は6BM8のヒータ8V管、安価ですが、この8B8は@1$、国産三菱電機製です。 写真:これぞ真空管アンプといったいで立ちです ログ記事編集 - はてなブログ (hatena.ne.jp) 以前に夏用アンプとして登壇しましたが…

夏バージョン・オーディオルーム

夏バージョン・オーディオルーム 7月に入りました。梅雨もこれからが本番かもしれないが、熱海市の土石流被害と被災者の方々はお見舞いとお悔やみを申しあげます。 2日かかって部屋の模様替えしました 写真:部屋の正面:あまり変わり映えしませんが。 写真…

LUX CL-32 プリアンプの修理(1)

LUX CL-32 プリアンプの修理 FBでは一部先行して投稿しましたが、ブログにまとめを掲載します。プリアンプは何台か修理したが、パワーアンプより難しいです。 まず扱う信号レベルが低いのでスイッチの接触不良、可変抵抗類の接触不良(俗にガリ)、真空管ソ…

6L6GC(T)ppの修復 (10)

6P3S/6L6ppの修復 (10) 6L66GC (P)改め→「6P3S/6L6ppの修復」と変更 最終のまとめです。当初出力管は6L6GCでしたが、依頼者がら変更依頼があり、ロシア製6P3S/6L6を使い、ビーム管動作としました。Eb=300Vと低いが最大出力は約15Wとなりました。NFBは約9db…

6L6GC(T)ppの修復 (9)

6L6GC(T)ppの修復 (9) 投稿が遅れていましたが、ようやく完成の域に達してきました。しかし諸特性を連続測定するといささか不備なことが分かり、対策を考えていました。特性図をアップします。 説明は割愛します 回路図は暫定版です